自己破産だよホリエモン!の巻(-ω-)/
今日は、5年後のホリエモンについて。
多分、今の刑事事件では有罪は確実ですので、
懲役5年の実刑を喰らったと仮定します!!ヾ(≧∇≦*)ツ !!。
昨日の考えから損害賠償は数百億円はいくと予想。
一方、ホリエモンの全財産はよくて100億円。
堀江氏「払えません...(o_ _)/[壁]」
どうすればいいんでしょうか?
株主やら取引先やらが訴訟でもって数百億円の支払い命令が・・・
自己破産。
堀江氏「そうだ!自己破産して最初からやり直そう!」
頭のいいホリエモン。
1000万円もなかった会社を数年で8000億円にまでしたんだから
また1から人生やり直そう。
いい考えです。
しかし!
あまい。
あますぎるよ。あますぎるよ。
思わず、2回言っちゃうくらいあまい!
自己破産は、今の財産は生活費以外全部なくなるけど、借金はチャラ。
という、人生のリセットを可能にする制度です。
しかし、ここで注意しないといけないのが「免責」です。
自己破産する場合、裁判所による手続きによって、
まず、財産を整理します。つまり、ホリエモンは自分の財産を全て
債権者である被害者に賠償として払います。
次に、本来なら裁判所が
「借金チャラにしたるから、はじめからやり直しなさい」
という免責許可決定をして、借金がなくなる・・・
はずでしたが、しかし!!!
不法行為責任はダメ!!
破産法253条1項2号で、わざと不法行為した人の責任はそのままと規定。
つまり、昨日書いたように、民法709条なんかの不法行為責任は
わざとやった場合、免責されません。
そこで問題です。
「わざとじゃなかったのか?ホリエモンの行為は?」
ここが大きなテーマになってきます。
この点については、現在の刑事事件とも関連してると考えられます。
現在の被疑事件においてホリエモンはこう言ってます。
「違法性の認識はなかったの!!ヽ(`△´)/」
しかし、この言い分は通りません。したがって、故意が認められ有罪です。
故意が認められたということは、つまり悪いことをしていた事実を認識していた。
ということを意味します。
ここからが難しい。
悪いことをしてる認識があるので、さっき言った
「わざと不法行為した」といえるのでは?とも考えられます。
しかし、「わざと株主やら会社やらに損害を与えた」とまで言えるのか?
これは少し話しが変わってきます。
むしろ、ホリエモンは汚い手を使ってでも利益を上げようとしてたともいえます。
ものは言いよう。これが弁護士の手腕ですか?
う〜〜〜ん・・・(-ω-)/
どうでしょう?きわどいですな。
今日は、このくらいに。