デブにデブって言うなブー ( ̄(▽▽) ̄) =3の巻

今日は車などで事故ったときに、被害者がたまたま超デリケートで、普通の人以上に被害がものすごかった場合について。
 
事故ってしまい、むち打ち症になったって話はよく聞きますよね。
このむち打ち症は、ほぼ自己申告の病状ゆえにぼったくられる被害症状だったりします。
 
しかし、世の中には本当にナイーブな方いるのであります。このような人は本当に長期間、むち打ち症で困った生活を強いられることがあります。
このような被害の原因が性格による場合を「心因的素因」といいます。
実際にあった話。
車の追突事故で、その状況は、被害車のバンパーに加害車が触れた程度であった。
当時52歳の主婦(被害者)は、事故後10年以上経過した現在も衣服の着替えさえ他人の介助を必要とする重症すぎるむち打ち症の状態であった。
 
そこで問題。
加害者は10年以上も被害者に賠償をし続けないとダメですか?
これを問題として、勇敢で、かつ、ナイーブな52歳の主婦は最高裁まで争ったのです。
 
原因は加害者。ゆえに、全部賠償しろや(`□´)コラッ!
とも考えられます。

しかし、最高裁は「あんたのその症状はあんたの性格によるものだゼ!」
といって、事故後の3年分の範囲で損害を認めたのである。しかも、3年分の損害額からさらに60%も減額したのである。
 
52歳の主婦(被害者)は泣き寝入りである。
 
では、極端な肥満の人がレストランのトイレから出られなくなって、重要な仕事に遅れ損害が出たとします。
肥満「ふざけんな!せまいんだよ!金払え(=`(∞)´=)ブヒィー」
 
どうでしょう?裁判所としてはこんな方になんて言ってあげるべきでしょう?
こんな、最高裁判例があります。
 
最高裁「普通の人と著しくかけ離れたデブは、日常生活で慎重な行動をとれよ」
 
普通の人が決して言えないようなことを、さらっと言っちゃいました。
 
 
最後に一言。
 
 
デブに人権なしですか?