添削してもらった答案の結果。の巻

学校でやってる答練の答案が返ってきた。


うほっ



成績は、上位から約10%くらい。
これはかなりうれしい。


思ったよりよかったというのもあるけど、何より採点をしてくれたのが試験委員をやっていた先生だったからだ(もちろん現役の考査委員ではない)。
今年の新司試験結果を考えても、やっぱり
「試験委員が想定してる論点を拾う」
っていうのが点数に直結するんだな。って実感した。


ただ、こんな点数で納得するわけにはいかない。トップの人と10点以上も点がついてるから、反省しないと行けない部分がある。



が、どうしようもならない部分もある。


「字が汚い」


ってこと。
小生の字はね、


しょ、小学3年生くらい。



だってさ、短時間にいっぱい書かせるんだよ。司法試験って。そりゃ、俺も本気出せばさ、


中1


くらいにはレベルアップすることは間違いないだから!



でも、論点発見して、事実拾って、あてはめ考えて、とかやってたら、俺も本気出す時間ないやん。仕方ないやん。そうやろ!!!!試験委員聞いてんのか!!!!
とにかく、俺が言いたいことは




今年の刑法の問題は、最後の自作自演はいらんやろ!!!!ハゲー!!!!




ってことです。



いや、違うか。今回の問題の反省から、内に秘めていたメラメラした部分へ延焼させてしまった。


話を戻すと
反正すべき点は、今回にはじまったことではないが、とにかく「書く時間」が足りてないってところ。
答案構成の加速化はなんとなくできてきた。が、これもまだ早くできる。


スピードを上げるには、どうしたらいいのか?
自分的には、まだ基本的な論証をちゃんと覚えてないという点に原因があるのかな、って思う。答案書きながら、
「え〜っと、アレだよね。うんアレ。って、何だっけ?」
とか、結構ある。アルツハイマー的なアレである。
そのため、きちんと規範定立ができず、そのため、事実の引用が不十分・不正確となる。みたいな感じじゃないかなと。
論証も覚えてたら、後は書き連ねるだけだから、そんなところに時間を費やしてはいけないです、ごめんなさい。
ぶっちゃけ、行政法の処分性の定義とか、原告適格の利益の論証とか何回覚えたり忘れたりしてることか。いや、覚えてるけど、正確じゃないんだよぁ。「権利義務の形成」を「権利義務の確定」とか、アバウトな性格が表れてるんだろう。要反省でございます。


新司は暗記じゃないとか言う合格者がいっぱいいるけど、きっとこういう合格者からすると、「そんなの暗記しなくても普通覚えてるし」みたいなことなんだろうなぁ。


あと、判例の事案もちゃんと覚えておく必要があるな。類型的に、似てる問題が出てきたら対処できるようにするために、2008年度の新司2位の合格者も言ってたし。
ただ、似て非なる部分に注意を要するってところか。



結論
論文対策は、基本論証と判例の事案(判例の射程)の暗記


ただ、わたくしは、暗記がこの世で1番きらいなのでした。


それにしても、予備校みたいに答案練習すんなとかロースクールに言うくせに、ヒアリングには答案を書く練習をもっとしろとか。
あぁ、なるほど、ピエロなのですねわたしたちは。納得しますた。