【勉強の記録】超サイヤ人3になるための今後の対策【残り356日】

今年の論文問題も解いた上でやっぱり思ったのは、やっぱり基本事項の記憶・理解と、現場思考問題の練習が必要だってこと。現場思考を重視してるのは確か。
よって、今年の民訴や行政法のように知識的には細かいところを追い求める勉強ではなく、あくまで基本事項から考える訓練を問題集なんかを使ってしようと思う。
というのも、論文の問題は、

①基本事項の理解を確認する問題
②考える能力を試す問題

の2つに分類されてると思うから。H20年度の民法(大問設問1(1))なんかは①の典型例。H22年度の民訴(大大問設問4(1))やH21年度の会社(大大問設問5)なんかは②の典型例に位置づけることが出来る。
①は、結局、基本事項の記憶・理解そのものを試すもの。だから、大変だけど勉強内容は明確。もちろん暗記だけでは対応できないような問題に工夫はされるだろうから、意義・趣旨等の理解は大切。
そういえば、潮見先生が口を酸っぱくして言ってたけど、

1 制度・ルールの、そこで用いられている概念の意味や構造を理解すること
2 その制度・ルールがどのような考え方を基礎に成り立つかを理解すること
3 個々のルールが要件・効果でどのように記述されるのかを語ることができること

が必要だとか。あと潮見先生は、「要件事実ヲタク」になってわいけない!と、しきりに要件事実の暗記に走ることに対して危惧してるようだ。
以上を前提に、事例へのあてはめ能力を向上させることが試験的には重要。これは判例学習や問題演習で能力向上を図る。
これに対して、②の対策は大変だ。そもそも頭悪いあたくしにとって、「考える能力」なんてものを向上させることができんの?って感じなのであります。
まぁ、そんなこといっても始まらないし、とにかくどうやって対策を立てるか。
ヒアリング等を見る限り、結局、②の問題も、基本事項を起点として考えられているか、ってところを採点のポイントにしているように思われる。だから、①の勉強と重なる部分が結構あると思うのだ。
問題は、その「考える能力」の向上。こういう問題のアプローチは、

1 問題の所在を発見すること(これができれば半分はできたも同然と思ってる)
2 1と関係していると思われる基本事項から矛盾なく結論を出す

という感じで、守りの答案を作ることが出来ると思う。
②の能力向上のためには、この1と2の訓練をするしかない。
で、これは質の良い問題をたくさん解くことで経験値を増やしてレベルアップするというのが、最も効率よく、かつ、手っ取り早いかなと。


ということで、今後やるべき論文対策は、

1 問題を解く
 ここで、自分の理解不足な点を発見&書く能力の向上を図る
2 理解不足の基本事項を基本書なんかでチェック
 基本事項に当たるかは、コア・カリキュラムを利用してチェック
3 チェックした分野の判例をチェック
 あてはめ能力の向上を図る

こんな感じで。まぁ、みんなやってるような感じでOKということだと思う。問題は達成するということ。自慢じゃないが、俺は予定を立てることは得意だが、予定通りに動くことは得意じゃないんだぜ。むしろ予定は達成できないとかいう未必の故意があるとかないとか。こりゃダメ人間だぜ!早くヤムチャ卒業したい。


試験委員は予備校対策はずしを狙って問題を作ろうとするから、応用が利くように頑張ろう。

択一対策も考えると、マイナー条文の読み込みとかも必要かなぁ。
まぁおいおい考えるとするか。