命をテーマにした今日のそこまで言って委員会は面白かったYO。の巻

今日の、そこまで言って委員会は本当に面白かった。


命をテーマにしたもので、死刑制度や裁判員制度に関する話。
裁判員制度は始まって以来、500件を超える裁判員裁判による判決が出てるみたいだけれど、まだ死刑判決も無罪判決も出てないのだとか。


袴田事件についてもやってた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%B4%E7%94%B0%E4%BA%8B%E4%BB%B6
修士時代に再審制度に熱心だった教授に教わったことからすると、個人的には、裁判員制度によって従来の不自然な証拠評価や事実認定を是正されるはずだと思うし、現に成功してるんじゃないかなぁとも思う。国民の関与自体が、プロの裁判官においても誤った認定をしない動因になってると思われるから。
まぁ、裁判員裁判の事件は、自白事件がほとんどなので、このようなことが現実されているかどうかはまだわからないけど…


裁判員裁判の判決はかなり重視されているらしくて、検察官による控訴はないらしい。


命とは?
この問いに色んな人(関西人)が答えてた。お医者さんとか、ホストとかも。
この問いどう答えるのかで、人間としての器の大きさが解るような気がした。


死刑制度について学部生時代にレポート書いて発表したことがあった。
それまで死刑廃止論者だったけれど、そのときに調べたことをきっかけに死刑存置論者に変わった。
正確に言うと、「将来的には」死刑廃止が望ましいと思う、死刑存置論者。


死刑制度で避けて通れない問題が、えん罪の問題。袴田事件足利事件等でその問題の大きさがわかる。
個人的な結論としては、えん罪の可能性は否定できないと思うけれども、それでも死刑制度は維持せざるを得ないということ。これは死刑制度の存在を前提とした、その制度のあり方の問題だと思う。
まぁ、死刑制度があるといっても、袴田事件を初めとして法務大臣が死刑執行の判断をしない事件もあるので、そもそも死刑制度が機能してるのか?って問題もあるけど…


あ、ドラゴンボールもみなきゃ