これで国民新党の狙いは崩れた!

辻元氏の記者会見要旨
 社民党辻元清美衆院議員が27日、離党表明した記者会見の要旨は次の通り。
 本日、離党届を提出した。私自身、かつて野党として批判や反対の急先鋒(せんぽう)に立ってきたが、それだけでは日本を変えることができない。政権で働く中で、いろんなことを解決していく政治を進めたいとの思いが強くなった。これからは無所属議員として活動を始める。参院選後の流動的な政治情勢の中で、私の政治信条を果たすべく、新たな挑戦に進みたい。
 政治の場で筋を通す意義を大切に思う一方、小さな政党が政権の外に出たら、あらゆる政策の実現が遠のいていくことも心配だった。何が社民党の正しい方向なのか最後まで悩んだ。
 今後も、憲法9条を守り、弱い人たちのための政治を目指すことにいささかも変わりない。普天間基地問題の解決のために、沖縄の皆さんと力を合わせてこれまで以上に頑張りたい。
 −離党はいつごろから考えたか。
 参院選前からいろんなことを考えてきた。
 −福島瑞穂党首との会談でどのような話を。
 社民党の独自性を大切にし、反対するべきところは反対し、党の存在感を出してほしいと申し上げた。ただ、私が地元の有権者に選んでいただいた過程では、社民党だけでなく、民主党国民新党の協力を得た。そういう有権者の声を受け止めて国会活動をするには、社民党の独自性を発揮していくだけでは難しくなっていると伝えた。
 −前原誠司国土交通相が同じ会派で仕事をしたいと言っている。
 離党届を提出したばかりで、これからのことは全くの白紙だ。
 −無所属では、政策実現はほど遠い。
 政党に所属すると、政治姿勢に枠がかかることもある。一概にどちらがいいとも言えない。これからネットワークをつくりながら仕事をしていきたい。
(2010/07/27-20:19)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010072700974

ぶっちゃけ辻元がどうなろうと知ったこっちゃない。


が、彼女が社民党衆議院議員だったということは大きい。
なぜなら、これで民主、国民新党社民党の3党が連立を組んでも衆議院で3分の2を確保できなくなるからだ。
その結果、国民新党の亀井とかいう汚いおっさんの虚妄「郵政国営化構想」を実現するための第一歩である郵政法案を、参議院で否決されても、社民党と組んで、衆議院で3分の2の再可決してやる!
という画策もこれで実現できなくなった。
これで民主党国民新党との約束を果たすことがますます困難になった。


いや〜。よかったよかった。


まぁ、辻元が民主党に入ったら無意味やけどな。