因果関係といえば前田先生と思ってる。の巻

最近、また朝と夜が逆転するくらい夜中に勉強してます。


ずっとほったらかしにしてた刑法の勉強に着手しますた。
前田先生が大好きなヴェテ臭プンプンなあたくしですが、全然気にしません。


ずっと読みたいと思っていた前田先生の警察学論集の連載を読んでみた。
14回目くらいになったみたいで、どれを読もうか悩んだけど、前田先生といえばやっぱり因果関係だなと思い、因果関係のところを読んでみた。


前田先生は因果関係の分野では有名みたいで、よく実務家の執筆する文献において引用されていたりする。
そんな前田先生が、「因果関係判断における学説と実務の関係」という題で論じられているのがこの連載。


読んだ感想は、予想以上にためになったって感じ。基本書には必ずしも多く触れられていなかった客観的帰属論についても、ここでは紹介・解説されており、最新の学説にも配慮している。もちろん、学説については、必要十分な限りで触れるに留め、判例・実務の考察が主。
因果関係に限ると、やっぱり1番いいな。バランスも。
因果経過の相当性(狭義の相当性)についても、新しい記述があって、すげー助かったわ。



ただ、誤植はんぱなかったです。ナム。



次回は、共謀読もう。