結局よくわからなかった刑事系の評価

論文科目の出題の趣旨がやっと公表された。
悔しい思いいっぱいだったので、刑事系の出題の趣旨と自分の書いた答案を比較検討してみた。


あぁ、そういえば、刑法で殺意の認定スルーして傷害で処理してた。


これはでっかい!!
それ以外の共謀の射程とか行為の一体性とかは大丈夫だったみたい。
でかい論点スルーした刑法はイマイチだった。


刑訴はまぁまぁ出題の趣旨に合致できてたんかな。
ただ、設問2の資料2の捜査報告書の伝聞性についてはあまり出題の趣旨で詳細が語られていないので、自分の考えが正しかったかどうかはよくわからんかった。
それ以外はかなり趣旨と合致してたと思う。捜査報告書はやっぱり検証でよかったみたいだし。
あ、でも、資料1のメールは、殺人と死体遺棄を区別して伝聞性の検討なんてしてないや。再伝聞での処理はしたけど。
まぁ、それでも他の科目よりだいぶマシだったと思う。


民事系の特に民法は死亡してたと思ってたのに、商法、民訴法で助かったからなのか、1番成績はマシだった(とはいっても143点)。
完全に刑事系は民事系よりマシだと思ってただけに、やっぱり刑事系の結果は悪すぎると思ってしまう。
それが実力だったってことか?


で、他の人の再現答案と比較してみた。
結論は、よくわからない。


原因がわからない。


自分よりもできてないと思った人でも自分より良い点だったりすることはよくある。
そういうときは自分の気づかない部分でミスがあるんじゃないかと思う。
けど、今回はそんなレベルじゃないくらいすげー点差だった。答案1つ分全部ミスみたいなレベル。


だから、原因がわからない。なぜここまで悪い結果だったのが。
明らかに刑法か刑訴法のどっちかだけの点数だろ、みたいな点数だった理由が。
1頁飛ばして書いたりしたんかな?でも、そんなことしたらその科目は0点やから刑事系は0点になるんやなかったっけ?


あかん。これはあかんで。


最近、予備試験も考え出して、予備試験の択一・論文を解いてみた。
解いた感想はかなりやさしい問題って感じがした。
ロースクールの先生が言ってたらしいけれど、本試験よりも難しくするわけにはいかないからとか。あぁ、なるほど。
でも、刑事実務科目では近接所持や供述の信用性まで問われて難問とか辰已で言われてた。
んん。どうなんやろう。


刑事系も解いたけれど、かなり簡単やった。
というか、素直な問題やしそれなりに書けたと思ったけど、今回の点数を考えるとまずいかも。


むむむ……とりあえず、きちんとしたことは来月の予備試験論文合格者の数をみてから決めよう。
とはいえ、それまで何もしないわけにはいかない。
未練タラタラの俺はまた勉強を再開しよう。
胃が痛いのも、勉強中は治まるし。
変な病気です絶対。


でも、だいぶ方向性は決まってきた。前向きに。
頑張れ俺ー。