株式ってなんじゃ?( ̄ェ ̄;)の巻

 
今日も、株式会社がなんたるかを極めてやるのであるヽ( ´¬`)ノ ワ〜イ !!
 
今日は、株式。これ重要。ってゆーか、株式がわかってないと、株式会社わかんない。
なんども繰り返してきたが、株式会社の特徴は、①株式制度と、②株主の間接有限責任である。この法技術によって、会社のメリットを、うまいこと最大限に引き出しているのである。
 
( ‥) ン?、そもそも、株式ってなんじゃ?( ̄ェ ̄;)
 
株式とは、株式会社の社員の地位である*1
社員の地位をいうから、株券とは違い、目に見えない。そんな奴なのである。
 
株式が、株式会社の社員の地位というが、その地位はひとつではない。
社員である株主が、大勢いるように、その地位は細かく分けられているのだ。株式の特徴である。
このことを、「細分化された割合的単位の形をとる」なんて表現で教科書には書いてる。やさしくない。バファリン並みのやさしさが欲しくなった。
 
要するに、株式制度は、細かく社員の地位を分けて、多くの人から株を買ってもらい、会社へお金を出してもらいやすいようにしているのである。資本の結集という、会社制度のメリットはこんなふうに実現されているのだ。
問題になったライブドア株式分割は、ものすごく社員の地位を分けていたってことである。だから、個人投資家が気楽に食いつくことができるのである*2

 
株主になるためには、株式が必要である。
この株式には、色々バリエーションがある!!株式は会社の商品みたいなもので、選択の幅を広げているのである。
 
そんなバリエーションのある株式。どんなのかというと、株主の権利との兼ね合いで色んな株式があるのだ。
 
今日は、とりあえずここまで。次回は、株式と株主の関係なのさ!

*1:ちなみに、会社で働く従業員は、ここでいう社員ではない。社員=株主であり、会社の構成員のみをいう。

*2:例えば、ある会社の株式が一株一億円で取引されていたとした場合、多くの個人投資家はそれを購入できないであろう。会社サイドにとっても、自社の株式の流動性が限定的になり、かつ、株価の値動きも限定的になるため、必ずしも好ましいことではない。そのため、株価を、例えば個人投資家等が購入できる水準に下げる必要が生じる。上の例に照らすと、一株一億円の株を100株に分割すると、計算上は一株100万円になる。これにより、個人投資家等の購入が可能になり、同時に、株式の流動性が高まる。そして、株式を取得したのが株主。すなわち、株式会社における社員としての地位である株式の所有者である。株主有限責任の原則が株式会社の基本的特色であることは繰り返しているが、とにかくそれくらい重要である。そして、株主は株式の引受価額を限度とする間接有限責任を負うにすぎない。