コノオモヒブチマケテ・・・

(ノ≧ロ)ノ<きゃー!!!!!!!!!!

たいへん。たいへん。


昨日、新司法試験の合格者が発表されました。
新司法試験の第1回目の合格率、なんと48%

 法務省は21日、2004年4月に開校した法科大学院修了者を対象とした初めての新司法試験の合格者を発表した。合格者数は1009人、合格率は約48%となった。

 受験者数は2091人。合格者の平均年齢は28.87歳で、昨年の旧司法試験の29.03歳とあまり変わらなかった。性別では、男性が781人、女性は228人だった。

 法科大学院別では、中大が131人でトップ。東大(120人)、慶大(104人)、京大(87人)、一橋大(44人)、明大(43人)の順で続いた。一方で、京産大神戸学院大東海大、姫路独協大は合格者がいなかった。 

時事通信


とんでもない恥をさらしております。我がロースクール
ひどい結果であります。40%以下?いえいえ。もっともっと下。まさに下の下である。


とにかく、このままでは新司法試験に合格する可能性はかなり低い!
ゆえに、ε=ε=ε=ε=ヾ(;◎_◎)ノ ヤバヤバ


今日一日考えてました。上半期終えた授業の内容と今回の我が校の合格率の悪さについて。
そして、敗因とその対策について。


考えた結果、結論から言うと、


敗因は、ロースクール生活における優先順位の失敗
正直、今回の不合格者が民事系で失敗しているのか、公法系で失敗したのか、それとも選択科目における失敗なのか。このことについては、まったく予想の範疇でしかない。
しかし、前期での授業内容で感じたことは、商法科目がひどかったということは明らかだったと思われる。
これは、主観的にそうだというのもあるし、客観的に受講者のほとんどが同じように感じていたということもあるが、仮にこれが間違っていた予想だとしても、授業内容における失敗は明らかとされている。
なぜなら、今回の受験者が法律既修者として2年間ロースクールにおいて与えられた時間的猶は他大学と同様であり、かつ、他大学院の合格率と比較しても明らかだからである。


また、合格者がどういう勉強をしていたのかという点が問題ではある。次の2通りが考えられる。
ロースクールの勉強を中心に精一杯頑張るロースクール中心の勉強。
ロースクールは新司法試験の受験資格に過ぎないと割り切って、ロースクールにおける勉強量は卒業できる程度の勉強量のみにして、後は全力で試験対策の勉強。


ロースクール制度の趣旨からすれば、①が好ましい勉強法といえる。なんせ、新司法試験はロースクールでの結果を確認するに過ぎないものであるというのが建前だからである。
しかし、予想の範疇ではあるが、前期の授業を経験した結果と照らし合わせると、とても①の勉強法で合格したとは思えない。


以上を考えると、②の勉強法で頑張るしかない。あほみたいに課題が多いとしても、そこに力点を置いてはいけない。あくまで試験合格を達成しなければ意味がない。もちろん、ロースクールの勉強と試験対策の勉強は重なる部分も多い。しかし、合格率の低さからしても、そう楽観できない。
また、別の仮説も考えられる。受験者がそもそもレベルが低かったという仮説である。
しかし、この仮説も可能性は低い。確かに、反対にレベルの高かった東大・京大クラスであるがゆえに、合格率は高いとはいえるかもしれないが、大多数にそんなにレベル的開きがあったとは思えない。仮に、入学時にレベルが低かったとしても、2年間の勉強時間があったわけで、その間にロースクールでちゃんと試験に向けた勉強をした人は、やはり受かっているのであり、レベルの低いロースクールでもその事実は変わらないといえる。違うとすれば、その2年間に強いられたロースクールの勉強内容であって、主原因はやはりそれだと考えられる。すなわちロースクールにおける授業内容が敗因と考えるのが論理的であろう。


できれば、敗因について分析して、カリキュラムの再構成を切に願うとこではあるが、そんなことに期待しててもしょうがない。
自力で現状の打開策を見いださなければならない。


で、結局、②の勉強法を採用。中途半端にどっちつかずになるのが最も悪である。
そこで、これからのロースクールの位置づけはこうである。


ロースクールは、新司法試験対策の伊藤塾である。


と、予備校嫌いの激しい我が校にとってもお似合いのキャッチフレーズである。


少々、脱線するが、我が校の教授陣は「予備校」というのが嫌いで嫌いで仕方がないらしい。
それでも、別にいいと思う。要は、問題に答えられるかどうかなのだから。しかし、それが「予備校」ゆえに「ダメ」というのでは、説得的ではない。
予備校答案だからダメみたいなことをいうのだとすれば、それは論理的ではないという他ない。
問題に対してその答えを導く内容に誤りがなければ、ダメではない。予備校答案だから、答えを導く内容に誤りがある。というのは論理的ではない。予備校以上に、予備校答案という形式論について敏感なのは変な話である。
むしろ、教授陣が予備校以上にいい教え人といえるのかという点も疑問である。よく思ったのが、頭はかなり切れるが、それゆえに、当然と考えている先生と、そのことに頭がついて行っていない生徒達の思考との乖離である。先生としては当然の知識もそれに足りない人間が結構いたりする。もちろん、生徒側の勉強不足という点もあるが、それを差し引いてもひどい授業はあった。まぁ、1つだけなのだけれども。
と、いっぱいいっぱい愚痴ったのだ。もーいーってくらい。


話を戻して、新司法試験対策である。


自分の中では、ロースクールにおける授業は試験対策においては効率的ではないというのが率直な感想。
もちろん、すべてがそうだとは思わない。しかし、時間は有限である。これは万人に共通した絶対的な真理である。
この時間の使い方がすべての結論を左右するといって過言ではない。そこで、優先順位である。
要するに、試験対策を最優先。次に卒業可能な程度に余力をロースクールの授業に配分する。これが試験合格のための優先順位。


問題は、どの程度のバランスでその配分をこなすかということである。ここが難しい。しかし、うまいことやって試験に合格するには、なんとかしなければならない。まぁ、それは意識していたら自然とできてくるかとは思うけれども、1週間、1ヶ月とスケジュールを見直すことが必要かも。



あぁあ。いっぱいいっぱい重い思いをぶちまけちまったゼ。
すっげえ独り言やなぁ。