やるときゃやる。有限実行!のできる国?危険な金さん。の巻

北朝鮮が核実験をしたらしい。
そこで、だっつぁんから依頼。これについて書けと。


ただ、まだ確かなことがわからない。
爆発の振動は検知したらしいが、それがはたして核実験なのか爆弾に過ぎないのか、はっきりしない。
はっきりするのは、爆発の振動があったことと、北朝鮮が自称核実験しました宣言があるだけである。


それにしても


なんて核に縁があるわが国日本(^・ω・^).....ンニュニュ?


そもそも、北朝鮮が大嫌いな国、アメリカ。その同盟国もしかり。すなわち、にっぽんなんて大嫌いの北朝鮮である。


ただ、ナンバー1に嫌いな奴アメリカは結構遠い。だがしかし、日本はめちゃくちゃ近い。めっちゃくちゃお隣さんの国といってもよい。


あぶない。。。あぶないぞーー!!!!


よくよく考えてみよう。簡単な論理である。


問題「あなたは金さんです。宣戦布告しました。まずどこの国をぶっ潰す?」


1番嫌い。だが、めっちゃ遠い国。近くに2番目に嫌いな国があるぞ。しかも、1番嫌いな国の同盟国らしい。
しかも、1番嫌いな国は、1番嫌いではあるものの、世界最強の国でもある。テロなんかもあって、そのへん敏感。しかも、平気で1つのちっちゃい中東の国なんか打ち落とせちゃうヤンチャな国。ヘタをうてない。
他方、2番目に嫌いな国は、国民が平和ボケして、いつでもテロること可能な危機管理能力の極めて低い国。挙句の果てには、国家を防衛する唯一かつ最後の砦である軍隊までなくせ!なんておっしゃる政党まである(共産党社民党)。平和ボケいや平和がタダで手に入ると本気で思っちゃってる国である。



(キ▼ー▼)χ「とりあえず2番目に嫌いな国をぶっ潰すか」By金



こういう可能性は全然あり得る。
むしろ、絶対起こらないとかいう奴はきわめて胡散臭い。そんな奴には「危機管理」って言葉をお見舞いしてやる。
危機o(#-_-)管( #-)o理(  )ノ☆*^(☆。x)いてっ


まぁ、そんな物騒なお話は置いとこ\(-_\)(/_-)/


これから、日本は何をすべきであろうか?

とりあえず、国連で非難決議採るのだろう。って昼予想してたら、もうすでに動いてた。

国連に制裁決議案提出へ 政府、対抗措置を強化 [ 10月09日 18時09分 ]
共同通信


 政府は9日、北朝鮮が核実験実施を発表したのを受け、事実確認されれば国連安全保障理事会国連憲章7章に基づく制裁決議案を直ちに提出し、断固とした対応を取る方針を固めた。同時に日本独自の対抗措置として、改正外為法に基づき9月に発動した口座凍結などの金融制裁の一層の強化、特定船舶入港禁止特別措置法による入港禁止対象船舶の拡大も行う構えだ。
 米国は既に、北朝鮮による7月のミサイル発射に対し採択された安保理の非難決議を受け、北朝鮮に出入りする全船舶の臨検などの制裁強化措置の検討に入っており、日本として米国から協力要請された場合の参加が可能か否かも検討している

今日は、この国際連合安全保障理事会について、こういう場合に何が出来るのか?という点についてやるか。憲法9条と関係していて、憲法改正とも絡んでホットな話題であるホッ!ホッ!(o`Θ´)o!ホッ!ホッ!o(`Θ´o)!


国際連合、いわゆる国連ってやつは、第2次大戦にさかのぼる。第2次大戦におけるナチズムやファシズムの残虐な戦争による人権侵害を経て、国際社会における平和をどうやって実現するのか?3度目の世界大戦が起こらないようにするにはどうすればよいのか?


この問題を解決させるために、国と国が団結して、人権侵害や、わけのわからない軍事力による脅しをする国に対して、圧力をかけるような機構を作ったのだ。それが、国際連合。国連である。


国連は、人権を尊重し人権保障を促進しなければならないということを国際連合憲章で規定し、全ての加盟国は国連と協力して「共同および個別の行動を取ることを誓約する」義務を加盟国に負わしているのである。
要するに、みんな悪いことする奴がいたら、加盟国みんなで悪い奴ぶっ潰そうな!これで、悪いことしない以上は平和が維持できるゼ!!そういう国の集まりである。だから、集まれば集まるだけ、その力は強大なものとなる集団なのである。これが集団安全保障という考え方であり、国連はこの考えがベースとなって成り立っている。


国連加盟国の北朝鮮が、最も危険な核爆弾を作る実験をやった。まさに平和への脅威である。こんなときはどうするのか?


ここで最も重要な機関である安全保障理事会がでてくる。
安全保障理事会は、事実上の最高意思決定機関である。国連主要機関の中で法的に加盟国を拘束する権限がある数少ない機関でもある。 その目的や権限は国連憲章*1に定められており、世界の平和と安全の維持に対して重大な責任を持つことが規定されている。もっとも、国際連盟の失敗から大国一致の原則が貫かれており、現在も十分な機能を果たしているとはいえないものの、なお重要な機関なのである。これについてはまたいつか。


話を戻そう。
安全保障理事会、いわゆる安保理は、常任理事国(5カ国)と、非常任理事国(10カ国)から成る。 理事国の代表は、国連本部に常に滞在していることが義務づけられている。 これは緊急事態に際して迅速に集まって会合を開くことができるようにするためである。これにより今回のような緊急事態においても常に活動が可能となる。

では、日本は国連に頼んで北朝鮮に武力制裁を加えることができるのか?


安保理がすごいとこは、加盟国が一致団結して武力行使まで可能という点にある。これがあるから悪いことが出来ない仕組みになっているのである。
だって、「弱い国は俺様の国がいただく〜! ̄m ̄ フフフ」なんて言っちゃう国があったとしても、その弱い国が国連に加盟していたら、安保理を通じてやっつけちゃうのだから、悪いこと出来ないのである。
つまり、安保理は、国際の平和と安全のために必要な行動をとることができるということである。国連憲章第43条に従って、あらかじめ安保理と協定を結んだ国連加盟国が、国連軍という軍隊を安保理の要請によって提供することになっている。
ただ、過去にこの正規の国連軍が組織されたことが実はない。一般に「国連軍」と呼んだ場合は、安保理決議に基づいて各国が各々の指揮の下に派遣する平和維持軍や停戦監視団を指すことが多い。


日本の場合ここで問題が生じる。憲法9条の問題である。


つまり、日本は核兵器の不保持や平和憲法による武力行使否定が国是であるため、他の常任理事国のような国際紛争への武力介入をすることはできないのである。これが憲法9条と集団的自衛権の問題である。


例えば、アメリカが北朝鮮から攻められてて、たぶん次は日本にやってくる。そんなとき、日本は知らん顔してられない。きっと、アメリカとうい軍事同盟国に自衛隊を支援すること間違いない。だって、逆に日本が攻められたときは、アメリカという世界最強のお友達の力を誰よりも借りたいからである。
そういうこともあって、日本とアメリカは日米安全保障条約という軍事同盟の約束をしている。


こういった経緯からすると、当然といえば当然のような流れで論を進めてきたが、実はここに憲法9条という大きな問題があったのだ。


簡単に言えば、「日本以外の他国が攻められたときに、軍事的な強力はできない。すなわち、集団的自衛権憲法9条により否定されている」
憲法9条には直接規定されていないが、そのように一般的には解釈されているのである。
ところが、政府の見解は、大丈夫!集団的自衛権も認められる!こういうのである。


しかし、憲法9条はこう書かれている。

第9条【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】

  1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

国際紛争を解決する手段として、一切の武力行使を否定しているのが、この9条1項である。しかも、そのために陸海空軍その他の戦力を保持しないとまで規定しちゃってるわけである。あんた、じゃあ自衛隊って陸海空軍じゃないの?そんな疑問が生じて当然である。この条文を国語の出来る人間が素直に読めばきっとこうなるはずである。


そこで、政府は考えました!
(* ̄0 ̄)/ 「自衛のために必要な『戦力』にいたらない程度の実力だったら、9条2項でいう『戦力』にあたらないから憲法違反にはならないの!!!!」


こう言うのである。はっきり言って無理やりである。しかし、日本のみではなく世界にこのように公言して、日本の自衛隊は戦力を有しないと言うのである。


この論理がおかしいところは例えばこういうのである。


問題「ジャイアンに勝てないのび太のび太が実力でジャイアンに負けないようにするには、どうすればよいのか。」


政府見解は、ジャイアンから防衛のために必要な実力だったら、OK。と言う。
しかし、のび太ジャイアンから身を守るためには、ジャイアンより弱かったら
人´∀` )( ´∀`人 イーミナイジャーン♪
つまりこういうことである。攻められる実力よりもそれから守る実力の方が、実力の程度は低いのだ!と政府は言うのである。しかし、これはアホである。そもそも、攻められる実力より低い実力で、十分に身を守れるわけがないでしょ。大金を使って、すごい実力を持つ自衛隊。空母まである。これって、世界的に見たらものすごい戦力である。それを、戦力ではないなんて言い訳をしてまで、各国では当然にある自衛のための軍隊を保持することをしているのである。その当然のことが出来ない憲法9条なのである。


憲法9条は平和なの!憲法9条は絶対堅持すべきー!!」(○`ε´○)ノ♪
アメリカと軍事同盟をして、防衛に大金をはたいてやっと手に入る平和がタダで手に入ると思っちゃってる危ない人である。
むしろ、このままでは平和を維持できないばかりか日本も北朝鮮同様孤立しかねない。なんせ、憲法9条によって、国連の義務を十分には果たせないからである。だって、憲法9条では国連軍なんて絶対に出せないはずだからである。すなわち、これは集団安全保障の実現できない国ということを意味する、それゆえ、集団安全保障のための機関である国連のメンバーとしては、まったくもって不十分な奴ニッポン。なのである。


憲法9条はまさに理想を謳っているのである。こんな規定が世界で定められていたら、さぞかし平和でなのであろう。そういう意味で理想なのである。
だから、あたくしはいつもこう思っている。憲法9条。これは100年先の憲法なのだ、と。


そこで、憲法を現代にあわせる必要性がある。それが、この憲法9条改正の問題なのである。


そのため、今のところ安保理でできることといったら、非難決議、経済制裁程度が限界であろう。
ただ、自衛権の発動すべきとっても危険な状況にならない可能性がないわけではない。そうすると、戦争という事態となるかもしれない。


とりあえず、今日はこのへんで。

*1:日本でいう憲法・法律にあたる拘束力を持つ法規範である