ベジータレベルは置いといて、ヤムチャレベルを皆殺しにする計画。(司法試験の話です。)の巻

そろそろ冷静に分析するか。
一応、12月〜2月上旬までで3つ模試受けたんだから、だいたいの戦闘力がわかるはずだし。


12月のTKCの模試ではまだまだ択一対策できなかったわけだ(今も、行政法、刑訴、商法はやり残しの肢別がかなり残ってるけど)。
たしかこの結果を受けて、優先順位を1番が民訴、2番行政法、3番刑訴だったか?
そうだそうだ、太平洋で釣った魚を日本海に返すことが趣味ですとかいう日記で、

【目標】

民訴の択一六法と肢別本の復習を全部やる。

【ノルマ】

民訴の択一六法と肢別本の苦手分野をつぶす。

とかいう計画立てたんだった。
で、その後、試験委員どもが短答の配点変更して、なんかアホくさくなったんだ。


で、
【民訴の結果】
Wセミナーが21問中12問正解。そのうち、正答率50%超えてるのに間違えてるのが3問ある。
辰已が8問中5問正解。正答率50%超えてるのは全部正解してる。しかし、正答率40%超えてて間違えているのが3問もある。


【結論】
択一対策ほとんど成果なし!
というか、民訴の勉強した記憶がない。やってたのかな?あれ?


まぁいいや。次!


行政法
Wセミナーが20問中10問正解。そのうち、正答率50%超えてるのに間違えてるのが4問ある。
辰已が9問中7問正解。正答率50%超えてるのは全部正解してる。しかし、正答率40%超えてて間違えているのが1問ある。

【結論】
論文勉強だけはしてたから、辰已くらいの問題なら解けたって感じだったのか?
しかし、特別対策を講じていないため、セミナーでは結構取るべきところを落としているな。
これから少しずつでも肢別本をつぶしていかないと。まっさらのままだからなぁ。
高橋さんは4回まわしてから相談に乗ってやる的なことを言っていたが、今から4回って問題回したら試験到来するぞ。


【刑訴】
Wセミナーが20問中10問正解。そのうち、正答率50%超えてるのに間違えてるのが4問ある。
辰已が9問中7問正解。正答率50%超えてるのは全部正解してる。しかも、正答率40%超えてるも全部正解。良好。取れるとこを取ったらやっぱり戦闘力はすごいな、59.7って。


【結論】
刑訴はたしかTKC後何もやってなかったと思う。辰已の問題で正答率40%以上の問題をすべて正解しているってのはいい結果だ。
ただ安定して取れるようにしなければならない。たまたまいい結果だっただけだ今回は。らっきーマンが支配していただけだ。
セミナーの問題では4問も取りこぼしがある。やはり詰めが甘い。おしるこ並だ。
そういえば刑訴の肢別本も半分くらい解いてなかったな。残りやらないと…。



戦いに勝つためには、
1 どんな奴にでも対応できるだけの武器をそろえること
2 そろえた武器を使いこなせるようにすること


これだけ。


しかし、
こうやって見てみるとやっぱりまだまだ武器収集&熟練度が足りてない。
正答率40%以上には対応できる戦闘力が必要だ。

たしかに全体的に模試を受けた順に戦闘力は
54.5→55.7→62.4
と上がっていってる。
ちゃんと復習という名の修行はしたし、これにより熟練度が上がった分、問題にも慣れてきたからだろう。
とにかく各科目で安定して戦闘力50以上を取って全体で55超えればノルマ達成としていたから、これは結果オーライだ。



ただ、シナプスがちょっとアレな俺はすぐに知識が抜ける。だから、毎日ちょっとずつでも入れてやらないとだめだ。
それに毎日問題を読まないと解くのに時間がかかってしまうという弱点を克服しなければならない。
なんたって問題を2度見してしまうからな。たまに3度見することもあったし。


まぁでも、こう順調っぽく見えるところが怖いところだ。
優先順位で考えると

【戦闘力(偏差値ともいう)】
公法
Wセミナー 55.7
辰已   66.9

民事
Wセミナー 50.7
辰已   55.9

刑事
Wセミナー 56.4
辰已   61.3


こう見ると民事系が最優先となることは明らか。
たしかに民事系で戦闘力60超えてたらたぶん奇跡の一桁順位に位置していたかもしれない。
まぁ、でもあんまりこの戦闘力は信じられない。問題数も少なかったし、俺ができたというより、まわりができなさすぎってなだけだ。本番もそうならいいが、相対評価だから。



しかし、公法に関しては、俺は怖い。辰已では公法が最も高い偏差値だったが、俺はまだ憲法に取り組んでいない。論文対策ですら過去問2年分を解いて添削指導してもらっただけだ。



悩む。

残り80日ちょっとをどう道筋をつけて計画を立てるべきか。


怖いというのはこれといって対策を講じてないからだ。ただ、客観的にみると自信を持ってもいいと思う。特に憲法は安定して毎回いい点だ。一定の判例知識と有斐閣憲法の知識だけで、それ以外は憲法知識ないけど。それでも最も安定して点は取れてる。憲法って安定しにくいっていうのが一般的だと思うけど安定してる。
論文に関しても高橋先生のおかげで完璧なメソッドを手に入れることができた。あの枠組みで答案書いたら絶対に半分以上には入るだろう。うまいこといけば上位答案だ。さすが全国5位のメソッド。


ただ何もしてないってのはさすがに不安すぎる。不安だ。
だからといって限りある時間は有効に活用すべきことは自明だ。
しかし、この不安の中で他の科目にかけれるか?
いや、かけなかればならないってのはちゃんとわかってる。が、俺の気持ちは押さえきれないのだ。不安でいっぱいなのだ。頭でわかってても気持ちがそうはさせない。ムキー!!!!



不愉快です!



そんな葛藤をするのも司法試験という名のカオスのせいだろう。全部おまえのせいだ!!バカヤロー!!!!
やっぱり憲法は後回しだ。これは全部法務省のせいだ。詐欺師だ法務省め!


【猛者を蹴散らす改め、ヤムチャ全滅最終計画表】
偏差値50超えて初めて知ったが、刑事系の刑法と刑事訴訟法の2つが各々偏差値59だと両方ドッキングした刑事系になったらなぜか60を超えるんだな。
たしかに全科目平均以上をそろえたらいいってのはそういうことなんだな。


政策転換だ!


蹴散らす猛者を選ばなければならない。
俺がピッコロだとすると、狙うべきは悟空やベジータではないということだ。
まずはヤムチャだな。この辺の奴らを蹴散らすと。なんならサイバイマンを利用して皆殺しにすると。間違っても魔神ブウとかはダメだ。勝てん。逆立ちしてもスキップしても勝てん。


そうすると戦闘力55くらいの(偏差値の)奴を妥当することを目標とすべきということだな。クリリンぐらいまでなら殺れるはずだ。ちゃんと修行したら。ただ今のままではぎりぎりクリリンには負けるかもしれない。ピッコロなのに。



って、やっぱりドラゴンボール祭りジャマイカ!!!!
まぁいいや。すごくわかりやすいし。



ラディッツ死亡後のサイヤ人襲来よりもはるかに短い80日でいかに修行をし、サイヤ人どもを殺ることができるか。ここが最大の争点だ。



でだ、

【目標】
偏差値60の奴を結構倒す。


聖闘士星矢でいうと、カシオスがデスマスクぐらいを倒せるくらいの成長が必要だな。それくらい行けたらすげえな。デスマスクだから行けそうな気がするところがやる気でるな。
【目標達成手段】
第1クール 3月18日までに残りの百選(A含む)まわす
第2クール 4月5日まで百選全部復習+演習+平行して肢別はつぶす
第3クール 4月6日からは択一対策中心(過去問+模試を全部復習+肢別)&論文ノートで復習


【ノルマ】
偏差値55の奴を皆殺しにする。


ピッコロの俺なら今でも殺れるよきっと!頑張ろう!魔貫光殺砲を使うまでもないや!
【ノルマ達成手段】
第1クール 3月18日までに残りの百選で必要な部分のみまわす
第2クール 4月5日まで弱点部分の百選復習+演習
第3クール 4月6日からは択一対策中心(過去問と模試5回分以上復習)&時間できたら論文ノートで復習


百選以外十分にやることができないが、これでいい。百選すら取りこぼしている恥ずかしい状態の俺はこれしかないのだ!はっはっはっ!!!!


【科目別バランス】

知財

論文対策は選択科目の知財に力いれて、短時間で制覇して、平均以上は絶対取りたい。これまでは択一で稼げば選択科目1つは救済できたが、配点が変わった以上そうはいかない。
百選つぶして、並行して演習の復習だな。来集までになんとか一通り目だけでも通してイメトレ修行だ。来月には実践が待ってる。ガツンと言わせてやる!

それから、なんつっても民事系だな。
択一でも民事系だけ沈んでいる。まずい。このままでは殺られる。

辰已の分析をみると、
民法の弱点】
条文と学説
【民訴の弱点】
条文

ということになっている。いまいちこのグラフの意味が理解できていないのび太的な俺ではあるが、まぁとにかくこれが弱点なんだろう。
問題数の少ない模試での分析だから絶対視できないが、条文知識が薄いっていうのは当たっていると思う。条文だけはやや下というのが客観的にも当たってるんだろう。


まぁ弱点がわかったところで、やるべきことは変わらないか。百選と肢別。条文知識は択一プロパーに関する部分が弱いってことだ。じゃあ肢別の復習で条文を入れればいい。
民法では学説がややクリアできていないみたいだが、たぶん演習不足って意味だろう。
民法ヲタクな俺は結構マニアックにやってきたからなぁ。武器はあるはずだ。いらない武器はかなりそろってる。学者の名前とかだったら結構言えるくらい無駄につまみ食い読みをした。内田先生が履行補助者のところで潮見説採用しながら、結果債務と手段債務についてわざと触れないで違う言い回しをするのはどうかと思う、とかそんな変なところでピクピク反応します。完全に趣味の世界だ。あほだ。
手に入れた武器も磨いて使いこなせるようにしないと意味がないってことだな。ほんと受験勉強はつらいなぁ。



ただ、民法に関しては知ってるのに!!!!って間違いが多すぎる。これを防ぐだけで、少なくとも1〜1.5くらい戦闘力(という名の偏差値)は上がるはずだ。
とにかく、択一で安定して戦闘力55は維持したい。でもって、スーパーサイヤ人で60くらいに行けたら最高、いや最強なわけで。
でだ、結局


民法

択一対策は、肢別&過去問・模試復習
しかない。
戦闘力がTKCのとき59だったのが辰已で52.6まで落ちたのは、ちょうどTKCのときにちょうど民法の肢別復習をみっちりやっていたからだ。で、辰已のときはすっかりきっちり抜けているところが俺らしいな。
とすれば、模試の前に短時間で民法択一プロパーを総復習できるようにしとかなければならない。
そのために、肢別の×と▲をできる限り減らして、さらに択六で短時間の整理ができるようにしなければ。
それから、民法で大きな弱点になっているのは家族法だ。模試の前までに再確認しようと思ってたけどやっぱりできなかった。これはもったいない。
優先順位は、家族法が最優先だ。今しかじっくり押さえられる時間はない。3月は論文中心でじっくりできない。



論文対策は、要件事実の答案構成だ。
まずは堅い戦陣を組めるようにしなければならない。その戦陣を短時間で作ることが攻めのポイントだぞっ!
これは短時間で配点表を作れるようにする手段に過ぎない。民法に加え要件事実の基礎ができていないことが大林ゼミで明らかになった以上、この戦陣を作るだけで時間切れになっては本末転倒だ。
これも百選中心で克服だが、典型契約類型、不法行為法や不当利得、債務不履行とかも復習必須だ。

  1. 類型別で、典型的な攻撃防御構造を押さえる。
  2. 要件事実はすべて条文に載ってる。後は、要件事実特有の理論をのみこめば使える。

論文対策はこれしかできない。が、これは絶対にやる。


【民訴】

択一対策は、民法同様。肢別&過去問・模試復習
問題は論文対策。
他科目の論文で力いれるべきは、筋道の定まりにくい民訴だな。民訴はすごく苦手意識がある。結構時間かけてやってるが、そういうのがある。

もう一回、過去問で形式を捉えて、ロースクール民訴を復習しよう。これに百選加えたらこれ以上はできない。


【商法】

何故か順調な得点源になりつつあるのが商法だ。
最近になって、手形と商法の肢別に着手したところなのに。
この不安はきっと当たっている。「なんとなく」が当たっているのが多いと思う。
まぁ時間はそう取れないわけだから、とにかく残りの肢別をつぶす。これが商法の択一対策で最優先事項。

後は他同様、肢別&過去問・模試復習


で、論文対策は、百選だがこれはすぐに終わらせる。で、大林ノートをつぶす。今年もここからでることを願いながらやる。並行して同じ論点に出くわしたら100問を使用。
これ以上はしない。


他科目も択一対策は同じ。

だが、民事系の次に優先順位が高い論文科目は


【刑訴】

また去年みたいな問題が出たら怖すぎる。あれはむずい。というか、小手先のエネルギー弾では到底太刀打ちできないことを明らかにしたのが去年の司法試験だ。
こればっかりは、魔貫光殺砲を打てるくらいに修行する必要がある。そういうことだ。
としても、全科目戦闘力55以上を狙うとなると刑訴もできることは限られる。

百選中心にケースブック刑訴を+αで判例を押さえて+演習刑事訴訟法
これ以上はできん。


残りは、刑法と公法(憲法行政法)か。


【公法】

うちのローには北村先生と○川先生という公法最強コンビがいる。先生たちの講義と答案構成メソッドに対応できるように内容を把握すれば大丈夫だろう。うん。


【刑法】

刑法はもういいだろ。250選復習くらいか。できたら思考方法をまわす。
十分前田刑法が俺に染みついている。胸を張って実質的故意論を展開してやる。故意論が出たらだけど。

やっぱこう考えると、憲法だけやや時間が足りないかもしれないが、仕方ない。今の成績を見る限りは他に時間を割くべきだし。


漠然となんとなくやるよりこう文章で書いたら、明確になったな。計画も。
後は、カレンダーにこれを反映するだけだ。
見てろよコノヤロー。ヤムチャどもをぶち殺し、天下はとれんが、大名くらいにはなってやる!どどん波ーっ!



え?




いや、どっちかというとヤムチャは好きな方だ。だが、老後は亀ハウス希望。





そういえば、今日勉強してねーや。