音楽の話は尽きない。の巻１

お世話になっているfjknchさんが、おもしろいことをしてる。

00年代のベスト！！

俺も00年代の音楽シーンについて色々書きたいことがある。いっぱいある。
が、書き始めたらきっと、一日終わってしまって、それでも終わらないと思う。

総論的なことだけ。
90年代との比較で言うと、00年代にいえる特徴というか、俺が重視したいポイントは
アーティストのレベルが上がったということ。

それは、演奏面のみだけではなく、楽曲の作り込みなんかも含めて、音楽シーン全体のレベルは確実に上がっている。
たぶん、DTMなんかが普及して、気軽に、かつ、最良の音源が使いこなしやすくなったこともあって、曲を作る人自体増えているんだろう。
最近じゃ、アニソンでもかなり本格的で、オリコンチャートのトップになったりすることも珍しくなくなったもんなぁ。
昔は無理矢理アニメ主人公の声優を歌わせたりなんかして、そりゃひどいのなんのって。
でも、今はボーカル兼声優みたいな奴もうようよいる。しかも、これがまんざらでもないボーカル力。まいったまいった。

いや、それ以外でもボーカリストは、確実にレベルアップしてる。
90年代初頭は、アイドルでかわいいだけ、全然歌がうまくないなんていうのは普通だった。スマップを始め、ジャニーズの歴史なんかは、このことを端的に現してる。
今や、別の意味で時の人となった小室哲哉。「withT」なんつって小室ファミリーなんてのも、一過性の音楽しか提供できなかった。
もっとも、globeは好きだった。今でも好き。まぁ、アルバム3枚目くらいまでだけど。

それは、やっぱり歌唱力の違いだったのかなぁ、って思った。小室ファミリーって色々あったが、ボーカル力に欠けるため、「一過性の音楽」に止まる主たる原因だと思った。まぁ、「小室自身が手を抜いているな〜」っていうのも伝わってきたというのもあるけど。

そんな中、小室ファミリー全盛期の終了が決定的になった。
それが、モー娘｡
決して、ボーカル力がずば抜けているわけではないが、それでもアイドルとしての「アーティスト性」はずば抜けていたといえる。
それに加えて、つんくの「狙い」が的中していたこともある。
それは、「アイドルはこうあるべき」という理想がつんくにはあって、そして、その理想はきっとみんなも求めるものだ、ということをつんくはよくわかってたということ。
アイドル新時代の幕開けである。
小室ファミリーと衰退と同時に、つんくファミリーがこれに取って代わるようになっていくことになる。
このあたりから、浜崎あゆみも全盛期となって、それと同時に実力派のアーティストが多くなっていく。
この頃から、よくエイベックスのアーティストが出てきた。00年度幕開けと同時にエイベックスがかなり日本のポップシーンに出てくるようになった。

実は、これが楽曲のレベルを上げたもう一つの要因なのかな？なんてことも思う。
倖田來未なんかは、全く売れてなかったころから聴いてたし、当時乗っていたインテグラで聴いてたらだっつぁんも気に入って、一時ハマッてたな。
ただ、良くも悪くも、「一定のレベル」という感じなのがエイベックスの印象。
ボーカルだけでなく、演奏者も上手。楽曲の作りも「ちゃんと」してる。

しかし、なんか物足りなくなる。

浜崎あゆみなんかも昔はよく聴いたもんだ。
だけど、耳が飽きるとおっしゃる。なぜかエイベックス共通の性質。
その点、なぜが宇多田ヒカルは何度聴いても飽きない。

お、そうだ。
00年代の代表格といえば、宇多田ヒカルだ。
特にファーストアルバムはすごすぎる。まいったぜ。
まぁ、スティングが好きなんだなってのもわかったところも好感度アップだ。ぱ、パクリとかそういうこと言うなってッ！