ああ、受け控えごめんなさい。2010


にーやん司法試験合格!

そんな報告を楽しみにしていたみなさん。



  ごめんなさい、受け控えちゃいました。



クズでございます。あたくし。
本当にごめんなさい。



つーか、そもそもそんな合格の報告なんて待ってない人がほとんどでした。



はっはっはっはっ



昨日は鳴らない携帯が鳴る日だった。
ぶっちゃけかなり悩んでたのもあり、受け控えることを誰にも伝えなかったためか、昨日いろんな人から、試験頑張れメールをいただきました。



あぁ、ごめんなさい。人間のクズなんですあたい。
という、メールに対する感謝と面目ない気持ちで、もうたまらなく胸が痛かった。
あぁ、受け控えって本当につらいんだなぁ。
俺の知ってる人みんな受かってほしいなぁ。心の中で応援してるんだゼ!



この一週間色々あって、就活まがいなこともやりながらも、結局、決めました。



この1年もう一回頑張って司法試験合格のために勉強します。



本当に、この一週間いろんな事がありました。ある事件をきっかけに。
その出来事もいつかここで公開したいなと思っています。実はその日の出来事はすでに日記に書いたものの、下書き保存中です。公開は1年後か、2年後かわかりませんが…



ということで、これからの計画でございますが、
第1のテーマは【弱点克服】
あたくしの弱点は、論文全般。科目でいうと、特に民事系全般。
配点が最も高い民事系が弱点というのは、致命的でございます。
第2のテーマは【択一高得点作戦】
これまで、解き方が知識に依存しない感じで、自力で考えて導き出す感じだったため、もう少し正しい条文・判例の知識を増やすのと同時に、これまでの「考えて答えを導く」力をもっと上げるために制度趣旨の理解に努める。論文にも役立つと思うし。
まぁ、優先順位から今はとにかく論文対策だ。


そういうわけで、今のうちに書く訓練をしていこうと。


今週は、民事系過去問論文作成週間ということで、昼食後4時間、夕食後2時間で答案を書いてます。
日曜から順にH21、H20、H19と、3年分の民事系過去問を、時間計って書いた。
今日はH18ということで、大大問を書いた。
今日はだっつぁんという仲魔からひさしぶりに連絡があって、結局H18年度の大問(会社法)の答案作成できなかった。


ぶっちゃけ何回か書いたのもあって、時間が余るのもあった(H20)が、ほとんど時間ギリギリ。やっぱり書くスピードが遅い。
とりあえず、この調子で、この1ヶ月は民事系科目の論文を書きまくる。
正直、解説を読み込むと、1日6時間の答案作成は結構きついです。


ぶっちゃけ、択一できる奴は知識あるんだから、論文も書けるべ?
そんな勘違いをしていた時期もございました。
確かに、自分もだんだん択一の点数が上がってきて、その知識が論文で役に立ったというのは間違いない。
しかし、スタ論等の答練を受けて感じたのは、それだけではだめだってこと。
振り返って自分の答案を見てみると、確かに知識で乗り越えた部分は評価がよかったりして、上位になったりしたこともあったけれども、知識がなくその場で自力で考えて基本事項から矛盾なく最低限、三段論法で論じ上げるっていうのができることが必要だなって痛感した。
もちろん、現場思考ということで、その場で考えてなんとか法制度や趣旨から導くことはやってきたけど、やればやるほど、
あぁ、俺ってほんとうすっぺらい知識やったんや〜
と、愕然とする。そして、この打ちのめされた感。そして、論文8科目である。



あぁ、もう逃げたい。楽になりたい。



とにかく、知識を「使える」力が必要だ。論文作成において多角的に。


三十路迎えて、あと1年って…
俺って本当はドMだったんだな。初めて知った。新しい俺発見。
なんか論文一日6時間がちょっと楽しくなってきました。あは、あはは。もう変態だと思いました。



最近、就職のこととか考えていた時期があって、俺のような職歴なしの三十路法務博士は、就職することができて、うまいことやってるのか調べていた。
ものすごく参考になるブログ発見。


30歳・無職・法務博士の就職活動日記
http://ameblo.jp/piroshi-king
このブログ、一気に全部読んだ。
ゆーしゅさんに頑張ってほしいと思った。



そういうことをしていたら、別のブログ発見。
「絶対に合格して、結婚相談所に登録して、恋愛・結婚するぞ!」という目的で、司法書士試験の勉強をしている33歳(男子)ブログ。
司法書士だからといって必ず儲かるわけではないが、彼は司法書士に合格して、モテる程度の金がほしいらしい。
33歳、男性で○貞ということで、かなりセックスにあこがれているようだ。
このブログは、普段言えないような鬱憤をまき散らしており、そうやってストレス解消法としているみたいで、
「あぁ、本当に正直にぶっちゃけてるなぁ」
って、思いながら、自分もこんな試験勉強浪人なのかなぁとか思いました。
この人は本当に切実にHがしたいらしく、あたくしとしても是非実現してほしいものだなぁとお祈りしております。
でも、この人に対してこういう気持ちを持ったら、きっと本人は
「その上から目線がイライラする」
と思うんだろうなぁ、ってブログみて感じたので、ここだけの話にしておくのである。
ぶっちゃけ、自分も一般成人男性以上のHな人間と自負しているので、こういう男子の気持ちはよくわかるのだ。まぁ、ここまで「あこがれ」的な少年の頃の気持ちはなくなってしまったけれども。
そういうことで、頑張ってほしいと思うのだけれど、ブログ見てる限りちょっと難しそうだ。
そんな「上から目線」でブログを見てた。
○貞ではないものの、ぶっちゃけ俺も似たようなもんなのに、「あぁこんな人間じゃなくて自分はよかった」とか、そういう底辺における優越感に浸っていたのかもしれません。だからといって、そういう気持ちを一切ぬぐい去ることができるほど出来の良い人間でないことも自覚していて、あたくしは所詮、下を見なければ生きていけない弱い生き物なんでした。ごめんなさい。
というか、一切このブログ主とは無関係な俺にこんなこ気持ちを抱かせるブログってすごいなぁ。



自分はこれまで自分の気持ちを正しい方向へ軌道修正することができる人間だと思っていた。
でも、ここ最近、それは勘違いだったのかもしれないと思った。
結局、自分の頭の中ってちっさい世界で、友達や親なんかがそのちっさい世界で生きてる自分を正しい方向にもっていってくれたりするんだなぁって。


明日は8時間論文書くぞー。