明日は選挙

明日は選挙速報を楽しむため投票しに行く。


民主党はオワットル。ということが、政権を担当して明らかになったので、民主党はなし。ヤワラちゃんが当選したら、この国ももう終わりかも知れない。民主主義の限界的に……
ということで、自民党に入れたいとこだけど、今の常況を考えるとなし。
というか、三原じゅん子とかを擁立してる時点でオワットル。

社民や共産は愚の骨頂ゆえ、選択肢にすら入らない。
それ以上に今最高に嫌悪感を覚えるのは、国民新党。言いたいことはいっぱいある。が、今更言わない。郵政法案という悪法を強硬に通そうとする事実だけでもういい。


となると、入れるところが限られるじゃないか!!!!


幸福実現党?1人でも通ったらすごいな。ハッハッハッ(米笑)


というか、Googleの選挙情報なんてのがあるんだな。
http://www.google.com/appserve/senkyo2010/#utm_source=JP-ja-ha-search-mymanifesto&utm_medium=ha-search&utm_campaign=ja


これみて今更ながら知ったけど、福島瑞穂って参議院議員だったんだな。なるほど。だから他の衆議院議員から格下に見られていたのか。え?それだけが理由じゃないの?
それにしても、党首(福島瑞穂)が比例って…どんだけ自信ないねん。とか、思っちゃダメ!だって、調子に乗って選挙区で出馬してた前党首土井たか子は、それで落選して、福島瑞穂が党首になってんだから。


アホみたいなタレント候補が出たりして、これで組織票がものを言うのかとか思ってたら、一番は創価学会だったようだ。すげえな組織力。ちょっと怖いわ。

年別の最多得票当選者

1位 2位 3位 4位 5位
19 2001年 舛添要一◎  (自民)1588262 山本香苗◎ (公明)1287549 木庭健太郎 (公明)800563 遠山清彦 (公明)794445 草川昭三 (公明)699069
20 2004年 浜四津敏子◎  (公明)1822283 弘友和夫   (公明)996188 谷合正明   (公明)835983 荒木清寛 (公明)816115 風間昶   (公明)787886
21 2007年 山本香苗   (公明)1027546 木庭健太郎  (公明)706993 山本博司  (公明)619837 遠山清彦 (公明)612972 渡辺孝男 (公明)558197

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E6%8B%98%E6%9D%9F%E5%90%8D%E7%B0%BF%E5%BC%8F#.E8.A8.98.E9.8C.B2


今回の選挙で一番思うのは、今回の選挙は争点が不明瞭ってところ。自民党はアホやな。自分が得して民主が損をするところをピンポイントで狙えなかった。もっとうまいことやればいいのに。小泉がやった郵政解散のときみたいに、争点をしぼって、かつ、国民が納得しやすい民間目線のわかりやすい論理展開を主張したらいいのに。
個人的には、経済対策がメインやと思ってる。短期的なのと中長期的な戦略。
だが、いまだに「政治とカネ」とか「普天間」とかほざいてる政党がある。重要じゃないとまでいわないけれど、優先順位がおかしいだろ。
消費税、消費税!!!!まだ上げないから!!!!とか、必死な人がいたけれど、上げる、上げないではなくて、この問題は経済対策と税制度はワンセットなんだから、片手落ちのまま主張しても意味ないねん。とか、イライラしだすから愚痴はこれくらいにして。


とか、色々考えてたら、おかんと選挙の話になった。おかんは、今回は入れるところがないなどと言っていた。
個人的に思っていることだけれど、「入れるところがない」から投票に行かないという人は政治に文句言う資格がないと思う。そもそも本当に「入れるところがない」のか?ちゃんと調べたのかYO!とか思うが、それを置いても、まだ白票いれにいく奴の方がましだと思う。いや、むしろ白票という意思表示をしただけでも、それは立派な選挙権の行使だ。これに対して棄権はただの怠慢でしかないと思う(もちろん棄権する奴に罰金を科すべきという意味じゃないが)。
「これだ!」と思う人がいないのは普通で、むしろ、いないなりの最善の策を講じるべきであると思うので、毎回、色々考えて入れてる。これまでで「白票」という策を講じることはなかった。
ちなみに白票は、「投票する人がどうしようもないくらいいない」という意思表示として意味があると思ってる。
これに対して、棄権はその持つ意味が白票よりも多様で、しかも期日前投票がそれなりに充実してる現在に至っては、消極的意思表示としても機能しねーだろとか思ってます。だから、棄権する人間は怠慢だと決めつけることにしています。はい、偏見です。


そんなことを思っていたらこんな記事があった。

現状の選挙制度では、多数決という基盤の上では、投票率がいくら上下しようが、結果は何ひとつ変わらない。どうせ自民党民主党が与党になるのだ。そしてどちらが与党になろうとも、この国のシステムを実質運営しているのは政治家ではなく官僚である以上、同じことだ。例外的に官僚の権限を無視するような今回の民主党のような真似をすればマイナスにしかならなかったのは明白だ。変わらないのであれば、面倒くさい投票なんてしない方が賢い。つまり投票に行かない四割の国民は、投票へ行っている六割の国民よりも頭が良いということになる。

まず「投票率が上下しようが、結果は何ひとつ変わらない。」というのは誤り。
組織票というのを知らないんだろうな。
自民党なら農村部の組織票、民主党なら労働組合日教組の組織票、公明党なら創価学会等、組織票があって、無党派層が大半を占める日本で投票率が下がれば、極端な話、一部の組織票が結果を左右することがあり得る。つまり、極端な話、組織票が10%あって、それ以外の90%が投票に行かなければ、その10%が「民意」として選挙結果を左右し、その組織のための法案が成立しても、それが「民意」になる。
これは、当時、森政権の頃に自民党の支持率が一ケタで選挙に絶対勝てないとう状態にあったときに、「投票に行ってくれなければ助かる」旨の発言を森がしたことからも現れている。つまり、この発言の意味は「国民が投票に行かなければ、自民党の組織票で自民党も何とかなるはず」ということだ。
現在、もっとも多いのが投票に行かない無党派層。だから、この無党派層によって国政は一変することもありうる。
したがって、「投票率が上下しようが、結果は何ひとつ変わらない。」というのは誤り。


「どうせ自民党民主党が与党になるのだ。そしてどちらが与党になろうとも、この国のシステムを実質運営しているのは政治家ではなく官僚である以上、同じことだ。」という。確かに、官僚主導の国家運営であることは否定できないが、その官僚制度を統制するのは国家公務員法を初めとする法律であることを看過している。
「官僚の権限を無視するような今回の民主党のような真似をすればマイナスにしかならなかったのは明白だ。」というが、そもそもここでいう「官僚の権限」は法律によって付与される。そして、法律は国会で制定する。これは中学レベル。
要するに、官僚の権限を付与することも制限することも国会議員の手によってなされる。もちろん、それを適切に行う能力がいまの国会議員にあるのかどうかは別問題としてあるにはあるが、国家制度の建前を無視した発言のどこが「頭が良い」のだろうか。無知を露呈しているだけでみっともないことになっていると言わざるを得ない。


たった一票しかないから投票に行っても意味がないというのは一理あるかもしれない。
が、逆に、だからと言って行かなければ何も変わらないことも事実。むしろ、こういう発想をする若年層が多いことは、若年層の立場を無視した政策をしても良いことを示唆することになるということの方がよっぽど問題だ。マニフェストを見ても、若年層を狙った政策はほとんどない。すべて付随的なものといえる。が、選挙に行かない人間の利益を図る必要があるのかというと、少なくとも国会議員の立場からすれば「ない」といわざるを得ない。もちろんこんなことを堂々と言う国会議員はいないが。
しかし、これは仕方ない。国会議員のインセンティブは投票してくれることにある。これは投票をする人の意見を国民の代表として国会に反映するような仕組みだから。だから、極論としては、どんなにいいことを言っても、それが投票者の利益にならない=投票につながらないならばそれは国政に反映されない。
つまり、「投票に行かない」ということの意味は、投票に行かない自分の意見は国政で無視されてもそれに従うことを意味する。これは良いか悪いかではなく、事実としてそうなる。
だから、どう考えても「投票に行かない四割の国民は、投票へ行っている六割の国民よりも頭が良い」とはならないだろう。少なくともこういう考えをしている人間は愚か者だと俺は思ってる。投票に行かない人間の「頭の悪い言い訳」にしか見えない。遊びに行くから投票に行かないという人間の方がよっぽどましだ。


薄っぺらい知識で、「投票に行かない奴はえらい」とか思い込んでる奴が嫌いなだけで、別に投票に行けとまで思ってない。薄っぺらい人生で満足しとけって思う。
この記事を書いたのは以下の記事に対する発言だった。が、以下の記事の方が100倍ためになった。

投票に行かない人たちへ


 今の日本で最大の政治勢力は、民主党でも自民党でもありません。それは選挙で投票しない「無関心党」です。日本国憲法は政治的自由を保障していますが、政治に無関心なのも政治的自由に含まれるのでしょうか。投票に行かない人を罰する法律もありません。
 代議員制民主主義において、投票権の放棄つまり棄権は、政治的決定への意思表示を放棄することを意味します。どんな政治が行われようと異存はありません、無条件で従いますということです。今の政治に満足して、政府を100%信用しています、思い通りにやってくださいというような、幸せな人たちがそう考えるのなら、わからぬでもありません。その場合は、投票率の低さは国民の満足感の表れということになります。
 今回の選挙での投票率は、新聞の予想によると、ここ数回と大差のない60%程度とされています。つまり全有権者の4割も占める大勢力が、最初から選挙に参加しないと予想されているのです。この人たちは、本当に何の不満もない幸せな暮らしをしているのでしょうか。教育が普及して、住民登録も整備されている近代国家の日本で、これほど多くの人たちが選挙に参加しない理由を、私は理解することができません。
 不自由な選挙で面白くないとか、どうせ何も変らないからバカらしい、応援したい政党がないなど、棄権する人の言い分を聞くこともありますが、本当の気持はわかりません。ただ、どんなに未開の国であっても、自分たちのことを決める選挙に対して、住民がこれほど無関心でいる国も珍しいだろうと思います。
 今回の選挙については、一つだけ、いつもと違うところがあります。それは、政権与党が負けそうだという点です。ですから、今のままでいいと思っていても、放っておくと変ってしまう可能性があります。だから今のままでよければ、そのように意思表示しなければなりません。逆に変ってほしいのなら、どちらへ向けて変るべきか、方向を示さなければなりません。何もしないでいて、後になってから文句をつけるのは無責任というものです。
 最大の政治勢力である投票に行かない人たちは、今回もそうするつもりですか。あなたには家族はいないのですか。自分の将来に不安はないのですか。この国はどうなってもいいのですか。あなたは生きていたいと思わないのですか。

http://pub.ne.jp/shimura/?entry_id=3041777

まぁ棄権といっても、だっつぁんみたいに怪我してたり、寝たきりの老人もいるからなぁ。それでも、第一回目の衆議院選挙が93.91%の投票率だったことを考えると、4割も棄権しているのは多すぎる。
田舎では創価学会の人が寝たきりで足がフラフラする老人を支えながら投票所に連れて行ったという噂を聞いたことがある。ほんまかどうかは知らんけど。

学会員「おじいちゃん聞こえる−???」
おじいちゃん「んああああ」
学会員「こーめーとー。わかる??こーめーとーって書くの」
おじいちゃん「かーめーとー。か、か、かりんとー」
学会員「かりんとうじゃないのおじいちゃん。こーめーとー」
おじいちゃん「かりんとうたべたい」

こんなやりとりがなされているかどうかはまったくもって不明である。ボケ老人でも立派な選挙権者であって、主権を持つ国民だからな。でも主権行使ひとつも大変だな。
まぁ、こういうのは創価学会以外にもやってそうやな。


党首をすけ替えただけで予想以上に民主党の支持率が上がった。国民はそこまでアホじゃないと思ってた予想が外れたので、明日もどうなるかまったく予想できない。
どういう結果になるか明日が楽しみだ。