【反省の連続】辰已の夏模試の結果が返ってきた。の巻【復習の大切さ】

にーやん調子に乗る。の巻

さーせん。


今から調子に乗ります。


今日、辰已の夏模試(民事系の択一&論文2時間×2)の結果が返ってきました。
成績は、民事系択一が119点で、246人中14位(平均87点)。


で、論文は、第1問が56点で、136人中37位以内(平均42.4点)、
第2問が68点で、136人中18位以内(平均44.2点)。
2問合計が124点で、136人中11位以内(平均86.9点)だった。


ということで、自分にとっては民事系で初めて最高に良い点がとれた。
わーい、やったー。
この勢いで、残りの民訴&会社法も一気に終わらせよう(8月はダラダラして、まだ終わっていなかったという真実)。

調子に乗ってたら…

そんなわけで、この調子に乗りたいテンションを押さえたくなかったので、さっきだっつぁんに自慢しました。


ちなみに、だっつぁんは司法試験とは縁もゆかりもない、ただのシステムエンジニアっぽい人である。

自慢したかったにもかかわらず、だっつぁんは意味不明な返答をする。


だっつぁん「ペース間違ったな」


は?


だっつぁん「もう使い切ったんか」


は????「使い切った」?



「もう(運を)使い切ったんか(むしろ本番で使えよ)」


むっきー!!!!違うわい!!!!運やないわー!!!!ハゲー!!!!


だっつぁん「逆に心配やわ」


「(本番で使うべき運を今使い切って)逆に心配やわ」


確かに、模試で良い点やっても、本試験に落ちた人間は意外に多い。



そのパターンとか、そういうこと言うなよ!!!!キーッッッッ!!!!!


運やないわー!!!!



ネタバレ

さーせん。


調子に乗りすぎました。
この点数は、運でも偶然でもありません。
むしろ、択一と論文1問目は出来て当たり前でした。


なぜなら、一回辰已でやった問題だから。
しかも、論文第1問は今年の上旬にスタ論第2クールから出た奴だったと思う。
択一も去年に全国模試かどっかでやったような記憶がある。


そういうわけで、調子に乗ったものの、初見の人がほとんどの中でこれくらい点数が取れるのは当たり前でした。
さすが立派なヴェテでした。


むしろ、初見で解いた論文第2問の方が、2回目に解いた第1問よりも点数低い時点で、これまでの復習のやり方が悪かったという事実が判明しました。


ただ、第2問の採点者のコメントに

固有必要的共同訴訟の判断基準についてほとんどの人が書けていないところ、書けてました

って、え? まじ?
これってかなり基本中の基本というか、固有必要的共同訴訟の論点というとまずこれじゃね?って感じなくらいメジャーな論点やと思っててんけど……


まぁ、今年受験した人のほとんどが受けていない模試だし、ほとんど現役生とかだったんだろう。


そんなわけで、今回の受験者のレベルを本試験のレベルと考えたら痛い目に遭います。
調子に乗った自分は井の中の蛙だったということで、もうちょっとちゃんと復習やります。

辰已夏模試の反省点

択一のケアレスミス。これは前の日記にも書いた。
誰もがやれば出来る当たり前のチェックをし忘れるという悲劇を繰り返すという愚行をこの日記で何回も反省している。ほんまに情けない。愚行を犯す者、愚者ですわ。
知識レベル以前の問題。知識を120%活かしきるためにも、


「何が問われているのか(○の組み合わせか、×の組み合わせか等)」をちゃんと把握する。
問題文も肢も読み間違えない!
復習のチェックを定期的にする(できる限り)。

ただ、今回の論文第2問でわかったというか、これまで論文対策をやってきた成果があったということを確認できた点は良かった。
初見の論文でしかも2時間以内に8枚目まで書けた。
これまで論文、しかも民事系が大の苦手で毎日、演習を重ねて論文を書き続けてきた成果だったとすると、勉強法として正しい道を行けていたということだ。
ぶっちゃけ、初見だったけど結構簡単だったということと、問題文もそんなに長くなかった感じだったから、これまでの勉強の成果って感じはないけど…


まぁ、やり方としてはもっ書いて書いて、むしろ書くのが趣味になるくらい書きまくっていってる感じだったから、筆のスピードは上がっているのかもしれないけど、こういう上達って本当に実感できないから困る。
課題が達成できてきているとすれば、もっと弱いところ補強しないとなぁ。


百選とか判例タイムズとか読みまくってるから、判例に似た問題を出す辰已の模試では、結構、論点とかわかりやすかったりするし、こういう「模試慣れ」には気をつけないと、本試験で痛い目に遭う。というか、遭ってきたし。ヴェテ的経験として。


今年の民訴みたいな、未知の問題が出たら本当に時が止まってしまうから、応用力を養いたい。
と思うものの、結局、そういう問題って、基本からうまいこと導く以外にないと思うんで、結局、基本事項を正確に理解して、正確に暗記することしかできないのであった。まぁそれだけでも大変だし。

今後の課題

【9月のTKCの模試まで】
3時から寝る前まで、肢別復習&苦手分野の条文知識の整理。
それで、目標は、

  • 正確な知識を得る
  • しょうもないミスをしない練習
  • 苦手分野をなくすため問題で問われたところのみでなく、周辺条文も一気に整理


択一知識と割り切らず、判例のあてはめ方等の論文知識もチェック。
この方が、実は効率が良いような気がする。別々にやるより。


【論文】
論文対策は、朝起きて昼の3時まで、他の科目も同様に問題を解いて書くこと。


これって、当たり前だけど重要だなとつくづく感じた。
今更ながら、問題を解くという行為に慣れることも大事でした。で、その意味って、問題を解くために考えるという行為に慣れるってことだけじゃなくて(当然ながらこれも大事)、その上での解答力を身につける点にあって、それって抽象的だけれど、例えば、問題がたとえ自分の知らない判例知識だった場合、その判例と同様のアプローチができたかどうかで(結論は別として)、自分の実力に気づる。


基本書の読み込みだけだと、なんとなく解った「つもり」になれるけれど、実は「つもり」に過ぎなかったみたいなことになってしまう。だから、基本書の読み込みだけで、ほとんど書く訓練をしていない人が良い点を取れる実力を持っていたりすると、


しかも、復習で、判例のアプローチの確認ができるだけじゃなく、知らない知識も補充できるから一石二鳥な気分。


と、まぁこれまでとあんまり変わりませんわ。


そういうことで、そろそろ民事系から脱出して、好きな刑事系に移ろうと思い、今日、5年前から買いたかった山口刑法各論2版(参考書用)と、京大本の刑法演習(って思ったら、むしろ東大本でした)を買ってきた。はい、また答案書きまくりです。そんなあたくしは、むしろ立派に前田刑法でヴェテらしさをアピールする所存でございます。


また演習の感想とかも書こうかなぁ。でも、愚痴の方が多くなるからやめとくか。


書く書く、って言いまくってたら、ゲシュタルト崩壊しそうになった。
いや、あ、あの、
そういう意味じゃないんだからねッ!!(意味不明)



と、その前に明日はニートなのにだっつぁんとまたUSJ行くというわけで、また愚行ってきます。この糞暑い中、地獄ですわ。さーせん受験生の癖に遊びまくってきます。