入試問題ネット投稿の話はもういいやろテレビ。

入試問題ネット投稿、京大が被害届提出へ

 京都大学の入学試験で、試験時間中にインターネット上に問題が掲示されたことを受け、京都大学は27日、28日にも警察に被害届を出す意向を明らかにした。


 この問題は、京都大学の入学試験で、試験時間中に問題がインターネット掲示板に投稿され、解答を求める書き込みがされていたもの。この問題を受け、京都大学は27日夜に会見を開き、今回の投稿が偽計業務妨害にあたる可能性もあるとして、28日にも警察に被害届を出す意向を明らかにした。


 同様の書き込みは同志社、立教、早稲田の3大学でも見つかっていて、文科省は3大学に対し、事実関係を調査して報告するよう求めている。
http://www.mbs.jp/news/jnn_4660887_zen.shtml

最近、どのテレビもアホみたいにずっと携帯の入試問題のニュースをやってる。


で、コメンテーターの中には、この問題を引き合いにネットに関する様々の問題点、というかネガティブキャンペーンを始める。
しかも、そのコメントが今回の問題を超えた筋違いのものだったり、単にネットや携帯の規制が必要とかいうのもあって、ほんまにうんざりしたわ。


ネットや携帯は、それ自体ツールの1つに過ぎないわけで、単に規制すれば問題がなくなるわけでもないし、逆に規制の結果、中国のように表現規制になって、デメリットの方が大きくなることの方がよっぽど問題だ(ネットは民主化に役立っているという、ものすごく国民にとって大きなメリットも生んでいる)。



テレビメディアは、人権擁護法案個人情報保護法に関してはメディア規制法とものすごく反対姿勢を出していたりしたのに対して、逆に、ネット主流になりつつある現在の傾向に脅威を感じたのか、ネット規制に対しては容認の傾向があるように見える。これは旧態依然のテレビ主流にしたいだけのようにしかみえない。


特に、テレビメディアって、自己の中立的正当性の立場ということを「建前」に、「まとも」っぽいことをいいながら、実は、自己保身の主張しかしていないってのが多いような気がしてならない。



って、テレビ見てる場合じゃないな俺。



あ、この入試問題の犯人が浪人生で二十歳超えてたら、名前と顔も出るし(偽計業務妨害罪逮捕時)、その可能性も小さくないんじゃないかと思う。
例えば、二浪でほんまに切羽詰まってこんなアホな行為に出たのなら、20歳過ぎてる可能性もあるし。